2017-10-18

大人って

自分のどこがヨギーなんやろうとあきれ果てちゃう、まったく。




マインドはあっちこっち、忙しくて大変。




何気ない一言に心が死にかけたり、人生いいもんだねって鼻歌歌ったり。





こうありたいって思っている自分でいることってとても難しい。




でもヨガをするようになって自分の心を見つめるようにはなったかな。




しょうもないことに振り回されている自分に気づいたら、




そのことを責めたりパニックにならないで




立ち止まればいいだけ。本当はどうなりたいんやっけって思い出せばいっか。




ヨガの定義、Citta Vrtti Nirodah. チッタブリッティニローダハ

=ヨガとは心の作用を制御すること。




自分の心、コントロールできるようになったら良いなぁとそりゃ思う。




でも、コントロールしようってするんじゃなくて、理解しようとすることが大事なんやろうな。




人のことも、ついついコントロールしたくなっちゃうけど、




それよりも、一番の理解者になれたらとても素敵です。





まずは自分のことから!






わたしをいつも勇気づけてくれている、茨木のりこさんの詩をシェアします^ ^




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汲む―Y・Yに―   茨木のり子

大人になるというのは
すれっからしになるということだと
思い込んでいた少女の頃
立居振舞の美しい
発音の正確な
素敵な女の人と会いました
そのひとは私の背のびを見すかしたように
なにげない話に言いました

初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなったとき
堕落が始まるのね 堕ちてゆくのを
隠そうとしても 隠せなくなった人を何人も見ました

私はどきんとし
そして深く悟りました

大人になってもどぎまぎしたっていいんだな
ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子どもの悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな
年老いても咲きたての薔薇 柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい
あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと……
わたくしもかつてのあの人と同じぐらいの年になりました
たちかえり
今もときどきその意味を
ひっそり汲むことがあるのです